星で究める、私らしさとファッション考

現役ファッションエディターによる、本当に自分らしいおしゃれをホロスコープから探究するブログ。

年齢ハーモニクスの考察          ―太陽1ハウスと太陽7Hの結婚のタイミング その2

些事に取り紛れて大変遅くなったけど、前回の続編。

(いかんせん、秋冬のファッションの立ち上がり&最高潮期で、ファッション誌編集としては繁忙期なのです・・・という言い訳)

 

太陽1ハウスと太陽7ハウスの夫婦、 その結婚のタイミングは、それぞれどう出る? - 星で究める、私らしさとファッション考

 

私にはそこまで顕著ではなかった結婚した年の、夫のハーモニクスについての考察その2。

 

前の投稿と重複するが、夫は1H太陽牡羊座、私は7H太陽獅子座でぴったりトライン。

一緒に年を重ねるたびますます顕著になってきたが、

結婚して10年くらい経ったころ思ったのが、「夫はもしや『マイルドオレさま』……ww?」ということ。

彼は火星が魚座なうえ、金星と誤差なくスクエアなので、付き合っているときから結婚10年くらいまでは、まったくそういうふるまいも言動もなく、感じさせなかった。

 

それから10年強経って、いまや1H&太陽牡羊座「俺の、俺による、俺のための、俺」を余すところなく発揮している。それも面白がって、基本的にはおおらかで鷹揚なアテイテュード(アセンダント木星コンジャンクション)×火星魚座な彼の、いわば「超オレ」をさらけ出してもらってワイワイやっていることが、私としては楽しくてしょうがない。―—というのも、太陽7H、火星金星冥王星8Hゆえだと思うのだが。

ということで、我々夫婦はシナストリーを見てもコンポジットを見ても、各々のネイタルを見ても、さらにはミッドポイントを見ても、全方位的に「夫主導でその恩恵を受けるのが私」という基本的なスタイルが見てとれる。

 

それはさておき本題に戻ろう。

結婚したときの夫—―上記理由により夫婦の舵を取る側、性差や年齢差という観点ではなく――の年齢ハーモニクスについて。

 

彼の年齢ハーモニクスの金星と天王星のタイトなコンジャンクションが、私のアセンダントにタイトにコンジャンクション

彼が結婚しようと決めてそう行動した年に「なにこれ―! 面白いー! 好きー!」が発芽したのが、私の、いわば「どすっぴんの個」を示す真上。

その金星・天王星(=私のアセンダント)に、夫の年齢HNの海王星がぴったりオポジション

 

さらに彼のHN木星(ネイタルではアセンダントとぴったりコンジャンクションをとる天体)は、私のネイタル土星に誤差なく捕まえられている。

 

水星冥王星コンジャンクション

ネイタルでは双子座に月と金星をもつ、そんじょそこらのことでは飽きてすぐ新しいことを求めるマインドセット(火星ではないから能動的ではないが、指向として)彼にとっては、探求心マックスな年齢にうってつけの研究材料を得た、という示唆がここに出ている。

 

決定打(?)なのが、彼の年齢HNのアセンダントと火星のコンジャンクションが、私のネイタル太陽&水星のコンジャンクションに重なっていること。

夫の生まれながらの「個」(ASC)に「エネルギー」(火星)をガンガン注ぐその年に、私のネイタル太陽&忠実なる(=コンジャンクション)水星がぴったり。

 

火星>太陽&水星というカルディナルオーダーを考え合わせると、彼にとっては選んだ、私にとっては人生にエネルギーを与えられるタイミング、と考えて間違いない。

 

シナストリーだけではわからないけど、ハーモニクスなどほかの技法で読めるタイミングの妙がある。

20年超にわたるフリーランス経験において得た確かな実感として、私が常々思うのは

人生って「縁と運とタイミング」ということ。

縁と運、はシナストリーやネイタル’(長年付き合っているカップルやグループ、夫婦ならコンポジットも)でわかるけれど、タイミングはハーモニクスやトランジット、ソーラーアークなどでしかわからない。

なんとなくでも直感でも個人的な節目でも、結果論としてなぜかいいタイミングをつかんでいるパターンは確かにある。でももしタイミングを知る方法のひとつとしてホロスコープの存在を知っているのであれば、直感とともにそれも併用したらより人生の豊か

さ(もちろん金銭的な意味だけではなく)を享受できる。出逢って四半世紀を超えて、改めてそう思うのだ。