星で究める、私らしさとファッション考

現役ファッションエディターによる、本当に自分らしいおしゃれをホロスコープから探究するブログ。

ゴージャスでグラマラスな人物像を体現した人                     ~作家・森瑤子のホロスコープその2~

前回にひき続き、作家・森瑤子のホロスコープについての考察。

 

sumile0820.hatenablog.com



今回はハーモニクスで作家の根源的な欲求と、職業人としての在り方を読んでみる。

 

ハーモニクス5でも太陽と、木星土星オポジション。彼女にとって成功は、忍耐というかルールのもとでいかに輝けるか、だったのだろうと読める。英国人気質が強く、コンサバティブな家庭観を持つ外国人の夫(彼も彼で、そうなったのは成育歴ゆえの反面教師的な、というところで根が深いのだけれど…)が枷となり規範となりルールであり、その条件下で輝きが引き出される。

水星と金星がスクエア。彼女がそのセンス、美意識や審美眼で水星=著述作品を刺激し彩りたいと願い、体現したのは、まごうことなき事実。


さらにハーモニクス8で作家になったこと、そして作家としての在り方が如実になる。

 

太陽・海王星土星コンジャンクション。その塊に火星がタイトにオポジション

いわば「夢の世界を形にして世に問う、ものすごいエネルギーで」。

水星と冥王星オポジション

圧倒的で絶対的な筆力であるべく、彼女の人生を通してエネルギーは間断なく注がれ続けた。

 

月を頂点に、太陽と火星とでTスクエア。

プライベート=家族での生活を犠牲にしても、

「夢の世界を形にして世に問い成功した、ものすごいエネルギーで」を体現した。

 

作家・森瑤子。短命が惜しまれてやまないけれど、そのホロスコープを余すところなく活かしきった人生だった。