星で究める、私らしさとファッション考

現役ファッションエディターによる、本当に自分らしいおしゃれをホロスコープから探究するブログ。

自分の為すべきこと、本当に好きなこと、  そのために今できること。         星で自覚し、突き動かされるタイミングは?    

質量ともにボリュームとプレッシャーのある新しいクライアント案件の撮影に、丸2日間費やした後。

 

その後、写真セレクトとテキストの構成、さらにお世話になっている編集部へのミッションである膨大な企画案の提出を、週末丸2日をかけてやっとのことで完了して迎えた今週。

 

月曜はあれこれの解決と進行、次の企画をいかにつくって進めていくか? の構想に費やしてあっという間に過ぎ去った。が、火、水は打って変わってちょっと間延びというか、その日ごとのミッションは当然あるものの「いついかなる時に、いかにしていかように出すか」は、本来横着で怠け者の自分に委ねられている状況が久しぶりに続いた。

 

土星ノーアスの私には、果てしない解放感と罪悪感、その後の自省がセットになってときおり訪れる――フリーランスゆえの自由と重圧と不安を全方位とも振り切れる勢いでで否応なく味わわされるような―—狭くて深い、落とし穴のようなタイミングだ。

 

・・・なのですがこの度は、ちょっと感じ方と行動のニュアンスが違うかも? となんとなく思ったので、トランジットとプログレス(セカンダリー、ソーラーアークいずれも)と、ネイタルの三重円を見てみた。

 

そもそもちょっと前から、トランジットの木星がネイタルの天王星オポジション。わが道を行くスタイルが、T木星によってどーんと引き出されつつあるという土壌がある(そして、撮影中移動のロケバスで、この業界変わってる人ばっかり、みたいな話になり、私全然変わっている人じゃないないけど・・・。と思っていたら、変わってるよー! と言われて、己の客観性の欠如と他者の評価にちょっとへこんだ)。

 

そして数日前から、ネイタルの火星にソーラーアークの太陽がコンジャンクション

 

仕事に全力投球する傍ら、税理士さんに連絡をとったり、秋冬シーズン本格到来の断捨離の手配をしていたとと、仕事が詰まっていた割には「その先の仕事/人生へ」のための動きを活発に行っていた。

 

三重円でみると、ネイタルのバーテックスに、ソーラーアーク土星、トランジットの金星がぴったりコンジャンクション

Nバーテックス=「やらされること、周囲に求められること、ひいてはやるべきこと」×土星×金星って!

トランジット金星が照らした「己の好きなこと」を突き詰めるために、ネイタルの「やらされること」に、自分の裡なる土星=「形にする、現実化する、抑圧する」が重なったのが今日。

「せっかくのゆるモードの日だし、ダラッとしてよう☆」という状況に、上記のトリプルコンボが重なって、そうはさせない! とバーテックスに働きかけたと言える。部屋の掃除をがっつりしたり、断捨離先への洋服の発送準備をしたり、税理士さんへのメールをあれこれしたりしたのち、もし出荷依頼のピックアップが早く来てくれて時間ができたら出かけようかなー(=お金使いたいなー)と思っていたものの願いは叶わず、しょうがないので手持ちの洋服で秋冬コーデをあれこれ考えてご満悦、という1日になった。

 

ちなみに影響はごく内々だけど、セカンダリーの月に、トランジットの金星と月がそれぞれトラインで、グランドトラインを作っている。

 

私は幼いころ、父が赴任先で買ってきてくれたシンガポール土産のジェニーちゃんに着せ替えをするのが大好きだった。といっても着せ替えを堪能するには衣装が足りないので、母にきれいなハンカチや布をせがんで何枚もせしめ、十二単のように組み合わせを変えて着せ付け続け、彼女とセットのボーイフレンド人形やお友達の日本製ジェニーちゃんとの物語をつくり、時間を忘れて没頭した(月魚座・・・)。それが長じて、今でもシーズン初めの余暇があるタイミングに、自分をトルソーのように無機質に捉えて手持ちの服をあれこれコーディネートし続ける、という癖がある。そして今日、その癖が発動した。

 

月はそもそも幼年期の自分、いわば素の自分をさす。

 

ホロスコープで検証すると、セカンダリーの月とは「素の自分がさしかかっている今の気分/モード」。そこにトランジットの月と金星のトラインがぶっさり刺さって三角形を作っている。だから久々に今シーズン着たいコーディネートを鏡の前であれこれ組み合わせてみたのは、幼年期から続く「好き」を発動させたこのアスペクトで説明できる。

 

だいたい「気分で!♡」で人生を過ごしてきた私に、ホロスコープの検証という客観的に自分を把握する手立てができたことは、コロナ禍が連れてきた時間と心のゆとりゆえの僥倖だ、と改めて今、思っている。